車>水抜き剤って本当に効果があるの？

ガソリンスタンドで給油をすると、
店員さんに「そろそろ水抜き剤を入れますか？」
と聞かれることがときどきありますが、
この『水抜き剤』って一体何なのでしょうか？

水抜き剤とは、その名の通り
エンジンタンクの内部にたまった水を抜くための薬品です。
エンジンタンクに直接水が流れ込むことは滅多にありませんが、
空気中の水蒸気がエンジンタンク内に吸入されることで
結露などによって水滴が生じ、これが自然とタンク内にたまっていきます。
この水がタンク内に長く留まったままだと
タンクやパイプが錆びてしまったり
エンストやノッキングを起こしやすくなってしまったりするので、
水抜き剤で定期的に水を抜く必要があるという訳です。
水抜き剤の主成分であるイソプロピルアルコールは
水滴を細かい粒子に分散させる働きがあり、
分散された水はガソリンと一緒にエンジン内を流れ、
最終的に排気ガスに混ざってタンク外に放出されます。

ネット上では「水抜き剤は必要ない」というような
極論に近い意見も多く見られますが、
万が一のトラブルに見舞われないためには
３〜４ヶ月に１度は水抜き剤を入れる方が良いようです。
ただし、ガソリンスタンドで入れてもらうよりは
カー用品店などで購入した水抜き剤を自分でタンクに注入した方が
費用は安上がりになります。
姉妹サイト
http://gkdfg1.web.fc2.com/もよろしければ参考にしてみてください。