車>少量給油は「節約術」なのか？

2008年10月から、どこのガソリンスタンドでも
店頭価格を週毎に改定するようになりました。
燃料の値段が毎週変わるようになったことで
最近スタンドでよく見かけるようになったのが、
10Ｌくらいの少量の給油を頻繁にするお客さん。
何でも、翌週にはもっとリッター単価が安くなるかもしれないし、
燃料タンクを軽くして走れば燃費も良くなるハズ、
というのが少量給油愛好家の皆さんの主張なのだとか。

燃料にも重量がありますから、
例えば満タンで50Ｌ入るタンクを搭載した車なら、
満タン状態で走るよりも10Ｌ積んで走る方が40Ｌ分だけ車は軽くなり、
燃費が少し良くなるというのは確実なことです。
しかし、一度に10Ｌずつしか入れずに走ると、
満タン給油をするときに比べて
５倍も余計にスタンドに通わなくてはなりません。
手間や時間だって、セルフにせよ店員給油にせよそれなりに掛かります。
場合によっては、少量給油でちまちま稼いだ燃費よりも
実は余程損をしてしまっている、なんてことも
ありえないとは言えません。

こんなご時世ですが、燃費の節約ばかりに頭を悩ませていると
運転に余裕がなくなって、思わぬ事故を起こしてしまいかねません。
心にゆとりを持ってしっかり安全運転に努めることが、
節約につながる一番の近道だったりするのかもしれませんよ。
また、日頃のマイカーへのケアや運転の最中の心掛けひとつで
お金の負担をぐぐっと軽くすることができるなど、良い情報が載っています。
http://car123.web.fc2.com/もご覧ください。